グアテマラといえばコーヒー豆。コーヒー農園でコーヒー豆になるまでの行程を写真レポート!
コーヒーが好きな方は、よく耳にするグアテマラコーヒー。
他の豆と合わせやすいのでブレンドコーヒーによく用いられるそうです◎
中南米はグアテマラの旅で、コーヒーファームにも訪れた惣士郎さん。
農園までの交通手段はなんと、馬で行ったそうです^^
真っ赤なコーヒーの実は ”コーヒーチェリー”と言われています。このままでも食べられます。昔は豆が主役ではなく、この実を食べていたそうです。甘酸っぱくて、野生っぽい味。日本で言うと、グミみたいな感じ・・・でしょうか。
コーヒーの実の果実の部分を取り除くと・・・中から白い種が。これがコーヒー豆になるんですね~!コーヒーの実はすぐ腐ってしまって豆もダメになってしまうので、すぐに豆の状態にします。
製品にするために選別が重要な作業になります。
コーヒーの生豆!こんな風に干して乾燥させるんですね。写真でいったいどれくらいの量なんだろう。これを焙煎すれば、私たちが日常で目にする黒いコーヒー豆になります。
コーヒーには油分が多く含まれているので、焙煎するとすぐ酸化して風味が落ち始めます。ひと昔前の日本では、焙煎済みの黒いコーヒー豆しか見る機会がなくて、コーヒー好きの人はコーヒー豆屋さんで焙煎したてのものを購入するのが主流だったけど、最近では個人で生豆を買って、自家製の焙煎器で炒ってすぐコーヒーを入れる人が増えてきたなぁというのがわたしの印象です。(ただわたしが知らなかっただけで、コーヒー好きの人は、昔でも生豆から焙煎して入れていたのかもしれませんが・・・)
日本で目にするコーヒー豆は、こんなたくさんの行程・人による厳しい選別の上で、いい豆だけが入ってきているんですね。写真でですが、実際にその課程を目にすると、本当貴重なものをいただいているんだなぁということを肌で感じられます。
わたしたちの生活にとって身近な存在のコーヒーが、距離も文化も何もかもがとっても遠い国、グアテマラで育ち、加工され、海を渡ってはるばる運ばれてくることを知ると、何気ない毎日のコーヒーの味もまた違ってきます。
知ると言うことは、普段の生活をゆたかにしてくれる。
目には見えない世界の人々や国々とのつながりを感じさせてくれる。
人は、たくさんの人に支えられて生きている。
大げさかもしれないけれど、そんな風に見聞を広げると普段の何気ない生活での感覚が研ぎ澄まされるというか。一瞬一瞬をさらに感じて過ごせる気がします。グローバルな感覚というのは、身近な生活に意識を向けて、その奥や裏側をのぞくことから始まるんだなぁ・・・と、惣士郎さんのコーヒー農園の写真を見て感じました。
今日もありがとうございます!