地球をぺろり!

”生きることは 食べること” メンター惣士郎さんから学んだ食のこと。食とココロと健康のこと。世界と日本のおいしいものをご紹介!

米麹とお米だけで作る、甘酒の作り方☆おかずからデザートまでいろんな料理に使える万能調味料!

こんにちは!

先日、砂糖、乳製品不使用、米麹で作る甘酒アイス・チョコ味の投稿をしたところ、ブログを始めてから初のコメントをいただきました。米麹甘酒の作り方を教えてくださいとのことだったので、今日はそれについて書きたいと思います。

 

読者さんとコミュニケーションをとるってうれしくて楽しいですね(〃▽〃)

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さて!今回は米麹甘酒濃縮タイプの作り方です。

《原材料》

米麹・・・500g

ご飯・・・500g

お水・・・600ml(ご飯の量の1.2倍)

 

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米麹は常温に戻しておきます。私はいつも冬の味噌づくりの際に、多めに仕込んだ米麹を冷凍保存しておきます。おいしい甘酒を作るには、冷凍ではない米麹がいいらしいのですが、冷凍米麹でも十分おいしい甘酒が出来上がります。

 

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まずはご飯とお水を鍋に入れて火にかけ、お粥をつくります。

この時、大事なのが温度。お粥は60℃くらいにします。

なぜかというと、この後入れる麹のため。70℃以上だと麹についている麹菌が死んでしまうのです。麹菌が死んでしまうと発酵しないので、あまり甘くなりません。

また、逆に温度が低すぎても発酵しません。この時は注意深く温めなおしましょう!

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甘酒を作るためだけに温度計を買いました(笑) 温度にムラができるので混ぜながら温度を測ります。結構あっという間に温度が上がってしまうので、60℃より少し低めの温度の時に火からおろして様子を見るのがいいと思います。

人間本来の感覚を頼りにするならば、指先を入れて3秒数えた頃に「アチッ」となるくらいがちょうど60℃くらいです。

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お粥が60℃くらいになったら火を止め、麹を入れます。写真のように塊になっている麹があれば、てのひらでやさしくほぐしてバラバラにしてから入れます。

f:id:eartheajourney:20170603002954j:plainよく混ぜ合わせたら鍋縁についたご飯粒をきれいに落とし、鍋の表面を平らにします。温度を測って下がっているようでしたら、温度が上がりすぎないよう、注意深く火にかけます。

今回我が家のご飯に、赤もち米を少量混ぜていたため、赤い粒粒が写っています。

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保温鍋に入れて温度をキープ!冬場は12時間、夏場は8時間を目安に保温します。

だいたいいつも夜に仕込むと、次の日の朝には完成しています♪ 火入れが必要な場合は夜中に一度あたためるといいと思います。

 

保温にはシャトルシェフがおすすめ。蓋を開けない限り保温力が抜群なのです!あまり保温が効かない保温鍋の場合は途中でいったん火入れをすると麹菌が元気になって発酵が進みます。

 

家に保温鍋なんてない!!という方、明日はその作り方をお伝えします★わたしも愛用のシャトルシェフを購入する前はずっとそのやり方で作っていたので、保温鍋がなくても作れますよ!

 

 

実は・・・濃縮タイプの甘酒を作るのは今回が初めて。いつもはストレートタイプのものを作っていました。作り方は同じで、分量が異なります。

ストレートタイプの場合は、水の量をお米の量の2倍にしてみてください。(お米500gなら、お水は1000g)

 

濃縮タイプとストレートタイプだと、濃縮タイプの方が日持ちするので、今回初挑戦です!

さぁ、明日の朝、どうなってるでしょうか・・・。うまくいっていますように!

 

 

今日もありがとうございます!